会長挨拶

第26回日本形成外科手術手技学会
会長 岡﨑 睦
(東京大学大学院医学系研究科・医学部 外科学専攻
 感覚・運動機能講座 形成外科学 教授)

会長 岡﨑 睦

このたび、2021年2月5日(金)午後から6日(土)の日程で、第26回日本形成外科手術手技学会を開催させていただくことになりました。過去のこの学会の日程は、土曜日1日の開催が多かったのですが、今回は、十分な時間をとったビデオ演題を多く取り入れたいと考えたことから、会期を1日半とさせていただきました。2014年の本学会は、まる2日間にわたって開催されましたので、2日間での開催は2回目ということになります。ビデオには写真にない圧倒的な表現力があり、本学会のテーマである手術手技を高いインパクトで語るにはもってこいのメディアです。ビデオ演題を増やすことにより、会員の皆様が手術手技をビデオで堪能できるような、他の学会とは一味違った学会にしたいと考えました。

本学術集会でのビデオシンポジウムの課題を決めるにあたり、多くの病院を対象にして、見たいと思う手術手技の調査を行いました。その結果をもとに課題を決め、それぞれの分野のエキスパート先生方に企画をお願いしました。ご協力いただいた先生方には、あらためて深く感謝いたします。それに、当教室オリジナルの企画を加え、様々な診療施設や立場で診療を行っている先生方にとって魅力的な内容になったと感じております。

本学会のテーマは、「五感を生かす」です。手術自体は視覚を使って手で行うものですが、嗅覚、聴覚、触覚(味覚は?)を使う場面も多いと考えられますので、これらについて語り合う企画も取り入れました。日本語としては「五感を活かす」が正しいのかも知れませんが、私の感覚では「生かす」であり、これはまた「患者さんの五感を生かす(五感を温存した再建する)という意味も表現しています。

学会長を拝命した当初から、以上のようなコンセプトで学術集会の準備を進めてまいりましたが、2020年初頭からの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により、昨年までのような現地開催ができない状況になっています。このような中でも当初のコンセプトを生かせるように、2020年12月現在、いろいろな開催形態を模索している状況です。COVID-19の状況によっては、学術集会直前の変更もあり得ると思われますが、ご容赦いただけますと幸いです。

会場の一橋講堂(東京都千代田区の学術総合センター内)は、皇居の北側で東京駅の北西約1.3kmに位置し、最寄りの駅は地下鉄竹橋駅(徒歩3分)ですが、多くの地下鉄駅からアクセス可能で便利な場所です。会員の皆様方には、どのような参加形態であっても「参加して良かった」と感じていただける学術集会となりますように、教室員一同、鋭意学会の企画運営にあたる所存ですので、皆様方の参加を心からお待ちしております。